片山恭一

小説家片山恭一の文章の書き方

21 スペシャルなものを書きたい

 やっぱりスペシャルなものを書きたいわけですよ。みんなと同じものを書いても面白くない。どうせなら自分 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

20 「好き」の起源

 宮沢賢治のオノマトペにはどこか〈性〉のニュアンスがあります。ここで〈性〉と言っているのは自分と相手 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

19 宮沢賢治のオノマトペ(承前)

 もともとオノマトペ(擬音)というのは、かなり共同体的なもの、あるいは民族的なものです。民族語的なも […]

小説家片山恭一の文章の書き方

18 宮沢賢治のオノマトペ

 なんかずっと寄り道ばかりしている気がします。「文章の書き方」という主題はどこへ行ったんだ? あまり […]

小説家片山恭一の文章の書き方

16 和歌に寄り道してみる

 小説はさまざまな事物(花や子どもや猫など)から成り立っています。崇高な観念や思想を主題とするもので […]

小説家片山恭一の文章の書き方

15 個性ってなんだろう?

 写真でも、ただ巧いだけの写真って面白くないですよね。巧い写真なら、それこそスマホに内蔵されたカメラ […]

小説家片山恭一の文章の書き方

14 言葉の本質ってなんだろう?

 自分を届けるための言葉は、メッセージや情報ではないと思うんです。たとえばおいしかったもの、うれしか […]

小説家片山恭一の文章の書き方

13 ところで何を届けるの?

 前にも言ったように、ぼくは近くの大学で学生さんたちに文学を教えています。といっても教えるという大袈 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

12 自分を届けるってこと

 みんな多かれ少なかれ「自分を届けたい」と思っているんじゃないかな。届いてほしいわけです、自分が誰か […]