片山恭一

小説家片山恭一の文章の書き方

38 ぼくたちには物語が必要だ

 神や死など実証できない面倒なことについては考えない、という人がいます。亡くなった立花隆さんなども、 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

37 猫に寄り道

 最近、久しぶりに夏目漱石の『吾輩は猫である』を読み返しました。じつに面白かった。今回はその話を書い […]

小説家片山恭一の文章の書き方

36 神話的次元

 ヘミングウェイの『老人と海』では、84日間も一匹も魚が釣れなくて、すっかりサラオ(スペイン語で最悪 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

35 神話の力

 世界各地の神話の比較研究に大きな業績を残したジョーゼフ・キャンベルは、神話とは人間生活の精神的な可 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

34 デジタルと文学

 厄介な時代です。この厄介かつ困難な時代のキーワードは「デジタル」だと思います。もともとアナログであ […]

小説家片山恭一の文章の書き方

33 神話と小説

 ちょっとしたスナップ写真などはともかく、一つの風景を丹念に撮るという行為は、対象となる風景に深く入 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

32 愛の可能性、芸術の可能性

 芸術の可能性は愛の可能性である、ということについてもう少し考えてみましょう。愛の可能性なんていうと […]