片山恭一

小説家片山恭一の文章の書き方

30 私小説というたしなみ

 私小説というジャンルがあります。日本独特のものとも言われます。もともと明治時代の自然主義文学のなか […]

小説家片山恭一の文章の書き方

29 文学の言葉と法の言葉

 前回につづいてカミュの『異邦人』の話をしましょう。前にも述べたように、この作品は二部構成になってい […]

小説家片山恭一の文章の書き方

28 カミュの『異邦人』をめぐって

 今日はカミュの『異邦人』の話をしましょう。有名な小説ですので、お読みになった方も多いのではないかと […]

小説家片山恭一の文章の書き方

27 名もなき人たちの卑小な偉大さ

 スティーブ・ジョブズと対照的な人物として、ドストエフスキーの『罪と罰』に出てくるマルメラードフとい […]

小説家片山恭一の文章の書き方

26 スティーブ・ジョブズの最後の言葉

 先ごろスティーブ・ジョブズについての本を出したので、オンラインの講演や講義でジョブズについて話す機 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

25 小説は履歴書のつもりで書こう

 大学で後期の授業がはじまり、今年度も学生さんたちに小説を書いてもらおうと思っています。まずテーマ、 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

24 ぼくたちは言葉だけで勝負する

 前回は「本当に書きたい!」と思うテーマを見つけることが大切だというお話をしました。言うまでもなく、 […]

小説家片山恭一の文章の書き方

23 「本当に書きたい!」ことを探す

 自分で体験したことがなんらかのかたちで作品に反映されていないと、しっかりした芯のある小説にはなりま […]

小説家片山恭一の文章の書き方

22 どうすればいいんだろう?

 ぼくが小説を書きはじめたのは大学に入ってからです。学部は農学部で、将来は大学に残って植物学か何かや […]