片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

透明な語り手

 前回は語り手を作品の外に設定したときの小説の特徴について考えてみた。まず一人称の「ぼく」や「わたし […]

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

語り手が物語の空間を作り出す

 今日は小説の空間について考えてみよう。小説では語り手が物語の空間を作り出す。その場合に、「ぼく」や […]

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

時間と構成

 これまで話したことをまとめてみよう。まず時制の話をしたよね。現在にいる語り手が過去を語っていくのか […]

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

小説のなかの時間2

 前回につづき時間の話です。ちょっと面倒くさい話になるかもしれないけれど、小説を組み立てる上では大事 […]

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

小説のなかの時間

 今日は小説のなかの時間について話をしよう。みなさんは『今昔物語』をご存知ですよね。名前くらいは知っ […]

片山恭一の小説家になるまでと小説の書き方

語り手を設定するは、小説の基本的な構造

 前回に引きつづき書き出しの話だ。別の例を挙げてみよう。   一八四〇年九月十五日、朝の六時頃、出帆 […]