つまり、ぼくの習慣についてです!なんてことではないのでご安心を。
自分のことをトップクリエイターと言い切ってしまえば、そうなってしまします。今はそんな時代です。知らない人に対して錯覚させてしまえば良いわけですからね。と言ってもそこまでの度胸がないので、ぼくの見てきた日本最高のCIプランナーの話です。
昔のクリエイターは、酒・たばこ・女をしているイケイケのクリエイターが多かったのは事実です。いまはどうなんでしょう?
「仕事が終われば六本木に直行!」
「家に帰らず、女の家から出社」
「休日は、朝から競馬にパチンコ」
みたいな、派手な人もいましたが、どんな業界でもトップをとっている人はある習慣をもっています。その習慣とは「自己成長における脳への投資」です。
もう一度繰り返します。トップクリエイターの最強の習慣とは「自己成長における脳への投資」です。それではその習慣を見てみたいと思います。
習慣1
朝から晩まで、空き時間には必ず本を読んでいましたね。主にビジネス書ですが、自分が知らない、知識のたりない事象に対して補うように読んでいました。IT系の理解しづらいことは僕に聞いてくることもありました。
びっくりするのは、あっという間にあたらしい知識を、自分の土俵に引き込み知恵としてプレゼンしてしまうこと。まるで10年前から知っていたみたいに。
習慣2
また、当然付き合いも多いのですが例えば5回の飲み会を3回に減らして、少し高級なお店で食事する。
「一流の接客やマナーを体験すると、サービスを体感することができる。」そう言ってました。
お金を払って一流のサービスを体験し、自分の顧客に還元する習慣をもつからこそ、長年トップで居続けれるのだと気づきました。つまり、CIやデザインは体験を含めて運用されるサービスなんだと。
習慣3
トップクリエイターの事務所は、ブランド体験に徹底的にこだわります。請求書の紙の品質にも気を配ります。(いまではPDFで済ませることも多いですけど)
ブランドはつくることだけではなく、体験をもっとも大事にします。ブランドをつくる外見には必死になりますが、顧客との接触体験に注意を払わないのでは、いつまでもブランドはできないのです。
トップクリエイターは自社のサービスを体験してもらうためにはどうしたら良いのか常に考える習慣があります。単純接触効果を深く理解しています。
習慣4
常に新しい刺激と価値観を創造する為に「あたらしい時代に挑戦し続ける」
これは業種問わず、共通するトップ層の習慣ではないでしょうか。
アクセルを踏む習慣がトップクリエイターに続く道であるのは確かです。保身的な考えばかりでは、成長はすぐに止まってしまいます。
ある時、ほとんどのデザイナーが知っているであろう有名なデザイナーを「Bクラスのデザイナー」と言っていたのにびっくりさせられました。そのデザイナーが送ってきた分厚いポートフォリオを目の前にしてです。
僕はなぜだか知りたくって「なぜBクラスなんですか?」って聞いたところ、「どんな人でも成長が止まればBクラスだよ。これだけ時代の流れが早い中で現状維持ではむずかしい」
と語られたのに納得しました。
常に新しい価値観やサービスをお客様に提供し続けるのがトップクリエイターなのです。
そのためにはいまの時代、人が決めたカテゴリーや常識の中で生きるのはとても危険です。常にアンテナを張って価値観の変化に敏感になる必要がありますが「自己成長における脳への投資」こそ、それを可能にします。
さて、ぼくの体験を言語化してみましたがどう思うかは人それぞれです。でもこの習慣を日常生活に落とし込み実行できれば再現性は高いといえます。きっと。