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PRや広告ってやばくない!?

コカ・コーラといえばあの赤

今日はお盆ですのでちょっと怖いお話を。ってわけではありませんが何年か前にはまっていたハンニバル。TVシリーズの「ハンニバル」の方です。それはそれはおもしろいのですがゾッとします。みなさんご存知だと思いますが、どんなドラマか簡単に説明しますと、相手の脳を乗っ取ってゴニョゴニョ悪さします。洗脳し心を意のままに操(あやつ)る精神科医ハンニバルレクターとFBI捜査官ウィル・グラハムの物語です。

実に怖いです。手練手管を駆使し洗脳していきます。知らぬ間に僕らもはめられていて何か変なことしてるんではないかと思ってしまいます。

サンタクロースは世界一のPRマン

そんなことそうはあるわけないでしょ。とお思いのあなた、実はそうでもありません。PR・広告の世界では古くから心理学を応用したCMやキャンペーンをかなりやっています。ご存知のサブリミナル・メッセージもその一つですが、コカコーラの数々の実例を挙げないわけにはいけません。

コカ・コーラといえばあの赤い缶、コーラ好きにはたまらない赤です。実はあの赤は特許なんです。いうなれば特別の赤というわけです。あの赤を覚えてもらうためにコカ・コーラ社はあらゆる手段をつかっています。CM・雑誌・ハリウッド映画と何でもありですがその最たるものがクリスマスです。

サンタクロースといえば赤い服に赤い帽子、黒いブーツをはいた太った赤ら顔の陽気なおじさん。実はあのイメージは、コカコーラ社がスウェーデンの人気画家に描かせてつくったものです。そうです、コカコーラの赤を覚えてもらうためにサンタクロースの服を赤にしてクリスマスのイメージを赤にしたのです。

サンタクロースがコカコーラの世界一のPRマンとなった瞬間です。そしてクリスマス=コカ・コーラ=最高の1日という連想が人々の頭に浮かぶのです。なんかいいな~、スカッとするな~、幸福の味がするなと思うわけです。

世界中が洗脳されたのでした。SNSの今の世界、正しいと思ったあのこと、このこと、じつは誰かに踊らされているだけかもしれませんよ。何か変なことしてないですか?

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