まるごとデザイン

技術という低い位置にぶら下がっている果実はもう摘み取られている

いまからの時代、技術は低い位置にぶら下がっている果実みたいなものなのです。もうじきつみとらます。

いままでは、技術という能力がオカネに変換できたので、ボクらの時代はある意味恵まれていました。でもこれからはあらゆる分野で技術がAIやロボットに置き換わるのは確実です。

技術がソフトウエアー化したおかげで、お金を生みだす大部分はすでに摘み取られているんです。残っている部分もAIを組み入れたソフトによってそのうち摘み取られます。

デザインに限って言えば、レイアウトは意味の数値化なので簡単なものならば、ソフトがしてしまいます。いまは必要でも、5年後は必要ないでしょう。もちろんすべてそうなるわけじゃないけれど、デザイナーがなんだか便利いいね、なんておもっていると、大きな印刷会社がそこいらの仕事をごっそりさらっていったなんてことになりかねません。だって、ソフトがあればデザイナーに依頼する必要ありませんよね。そうなると営業の強いところが仕事を取るのは当然です。

たとえていえば、コードのいらなホームページ作りみたいな、レイアウトに沿ってタイトルやショルダーを埋めていけば出来上がるかんじです。3案でも5案でも簡単に提案されるので、それをチョイスしちょっとデザイナーが手をいれてあげれば、それなりのものはできあがる。

そんなレベルの低いデザインでは、売れるものも売れないと思うのはデザイナーであって、経営者は制作費もずいぶんと安くなったし、まあこれでもいいかと思うにちがいないありません。もしかしたら違いがあんまりわからないかもしれません。

webの世界ではそれに近いものはCMSで可能になっています。案の定、クライアントは安く実現できるので喜んでいます。つまり、よほどのクオリティやオリジナリティでなければわからないし、ソフトウエア+少しデザイナーで70%のクオリティを担保できるのであれば、それ以上はほとんどの人はわからないのです。

じゃあ、どうすればいいのか?クリエイター目線で言えば、そろそろ勤勉でまじめに自分の範囲を守ろうとするのはやめて、つまり、習慣化された業務だけではなく少しずつ周りを見回し世の中の事実を見つけるほうがいい。そのエリアの中の情報だけをみていくと、自分の都合のいい情報だけを見るようになるのでいつまでも古い価値の中で過ごせてしまいます。

5年先に役に立たない技術ならば、そんなものにこだわらず、これ以上の情報を仕入れることをやめて、あいた時間と脳のメモリ空間に、いま気になっている、喉に刺さっている本当にしたいものを少しずつ蓄えて未来のアウトプットに備えたほうがいい。

5年後の見える世界はそんなに変わってなくとも、デジタル化した世界は大きく飛躍しています。無限スクロールのコンテンツのように、次々とあたらしい事象がうまれます。それに対応するのではなく、それを使って自分の仕事や生活をつくりだすクリエイティブ力が必要です。

そのためには、自分を知って磨いておくことです。未来なんて、誰もわからないわけですから自分中心で考えたほうがいいんです。自分を育てましょう。ぼくもそうします。

今回のまとめ

本来の力を発揮しよう!

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