まるごとデザイン

即時報酬と仲間経済

すぐにもらえる、小さな報酬か?

将来にもらえる大きな報酬か?

最近、即時報酬と遅延報酬と言う言葉を知ったんですね。

即時報酬を簡単に説明すると、「行動をすると、すぐにはっきりとした結果を得ることができる」なんですがわかりにくい?わかりにくいですか?

では、ちょっと例え話を・・・

ここはサバンナです。あなたは百獣の王ライオンです。『お腹が空いたなぁ~。このままでは死んじゃうぞ!』。なんと、目の前に獲物がいるではありませんか。気がつかれないように風下にまわり、音を立てないようにゆっくりとちかづき、ドーパミンで興奮がたかなるのを感じながら、一気に仕留め、喜びに満たされます。

こんな感じです。

2万年前の人類もこのライオンと同じように生きるために狩りをして、このように興奮を覚えたに違いありません。現在の人類と、この2万年前の人類の大脳新皮質の大きさは同じだと言われています。ぼくらは旧石器時代の脳と同じ脳、ハードウエアーを持っているわけです。

このように、生命を維持するために衝動的に感情的に行動して、すぐに結果を得られる価値を即時報酬というわけです。2万年経った今でも、この即時報酬は人の価値観の大きな一つです。

人類は生きるために、即時報酬をもとに何世代も過ごすうちに、長い時間を必要とする成果よりも、すぐに得られる成果を好む、重視するようになりました。

たとえば、どんな人だって将来にわたって健康で、楽しいよりよい人生を望んでいます。

でも毎日していることは、そんなにお腹が空いてもいないのに、チョコレートやケーキやアイスクリームを見ると思わずたべてしまい、肥満になってしまう。

何十年後に肺がんになる確率は確実に上がるのに、タバコを吸ってしまう。

SNSに投稿して、いいねをいっぱいもらうために、借金をしたり、犯罪を犯してしまう。

ビジネスだったら、

手っ取り早く、ステルスマーケティングなどで短期的に売上を上げる。でも売るのをやめた瞬間に売れなくなるので、いつまでもいつまでも必死でステマを続ける。

チラシ広告もこの部類ですよね。(もう、これでは売れないので、ステマに移っているんですけど)

遠い未来なんか関係ないと脳が判断しているわけです。

実はそれとは真逆の価値観が人間にはあります。それが遅延報酬です。

一万年前ぐらいから農業が始まり、農民が数カ月先の報酬に期待して、作物を植えだした頃から生まれた価値観だと言われています。国家という単位も、農耕により計画的に蓄財できるようになってからつくられたようです。

でも、ちょっとわかりにくいんで簡単に言うと、1ヶ月働いた結果、給与がもらえ、健康保険がついて、やめるときには退職金を手に入れることができる。今働いた結果が、一ヶ月先、数十年先に報酬として手に入れることができる。

ビジネスだったら、

消費者から信用を得て、あなたの商品を買いたいと思われるように努力し、信用と評判という資産を築く。今すぐの売上より、一年後、二年後の売上を見込んで一生懸命努力するという生き方です。このような価値を遅延報酬といいます。

脳は現在を優先する傾向がありますから、未来より現在を高く評価しますね。だからほとんどの経営者やビジネスマンは即時報酬に価値をおきます。

この傾向は、残念がら規模が小さくなればなるほど顕著に現れます。

毎月毎月、がんばれがんばれと追い込みながらフローストックのしごとを繰り返す。

「こんなにがんばっているのに、先が見えない。ラクになっていかない」

これこそ、レッドオーシャンのど真ん中の状態ですよね。

多くの人が一瞬で得られる満足感を求めて仕事をしている。もし、一年後、二年後に得られる報酬という価値をいとわなければ、ライバルは少ないし、たいていは大きな見返りを得られるという調査もでています。

目標を定めて、すべきことを一秒一秒に落とし込み、習慣化してコツコツと一年、二年とやり通す。ほとんどの人が成果が出ないと言う理由で、半年から一年でやめてしまいますから、ライバルはいなくなるわけです。

ぼくらラボが提唱している「仲間経済」もこの遅延報酬の価値観を取り入れながら、少しの即時報酬を取り入れ、実行できるよう計画しています。

今日のまとめ

成功するには、即時報酬を無視し、遅延報酬を選ぶと幸せになれる。(いまやらないと、ライバルが増えてきますよ!)

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