実は、失敗をデザインするって題名だったけど、きっと見てくれないので、成功をデザインすると最初につけてなんとか先につなげようと、なさけない作戦ではじめた今回のまるごとデザイン。
しかし、失敗するにはどうしたらいいのかを知っている、おや、これはまずいぞ、みたいに危ないなと感じることができるって、成功への第一歩だと思うのですがどうでしょう?
聞くところによると東京では、経営コンサルと言われる人で、失敗を教えてお金をもらっている人がいるらしい。うーん、これならぼくにもコンサルができるかもしれない。
そもそも失敗ってなんでしょうか?
コンサルになったつもりで会社だったら、目標を定めたけど、違うところに行ってしまったり、成果が出なく、赤字を垂れ流したり、つまり、目標を見失ってお金を生み出すことができなくて、お金も気持ちも続かなくなったことです。って定義してさきに進めます。
人は華々しい舞台に立つ自分自身を夢に見ます。成功した華々しい人を頭に浮かべ、そうなる自分を想像します。でも、ほとんどの人はそうなりません。というか、なるわけありません。それが失敗の大きな要因だからです。
羽を広げた美しい蝶をみて憧れますが、地べたを這いずり回る、芋虫には誰も関心を示しません。蝶になるには芋虫の時代を突破しなければならないのです。芋虫からどうやったら蝶になるのかを知らなくてはならないのです。それをしないために創業した多くの会社は、芋虫のままその生涯を終えるのです。決して蝶にはなれないのです。
だれでも蝶になりたいという目標はあります。どんなひとでも蝶になりたいのです。芋虫のまま人生を終わらせたくないのです。でも、蝶になれるのは、ほんの一握りの人だけです。蝶になるという目標をたてただけでは、成功することはできません。
オリンピックに出たい、アイドルになりたい、創業者として上場したい、という目標は誰でも持つことができますが、目標を持った人が全員夢をかなえるなんて、ありえませんよね。
目標を持って一生懸命努力するんだ!って思っても続かない。ほとんどはこれですよね。
なんのために努力するという目標ができても、どう努力するかの戦略と計画ができないと先には進めない。戦略と計画をつくりだして、それを日々の生活の中に落とし込み、習慣にしてしまう。ってことをしないといけません。これを成功するデザインと定義してみます。
人生というのは一秒一秒の積み重ねですよね、一秒というレイヤーが重なって一日をつくっている。目標はこの一秒をどう使うかにかかっている。というか、一秒を支配することができるかが成功への鍵であると言えます。
ここでの大きな関門は、習慣です。脳はとにかく楽したがっているので、習慣という自動操縦ソフトをどんどん育てます。みなさんご存知のとおり、朝、目がさめてから寝るまで、人間はほとんど習慣のなかでくらしていると言ってもいいくらいです。これを、目標をキャッチするための道具に変えなければならないのです。
人間というのは、失敗に失敗を重ねて、心に強い痛みを覚えないと変われないと言われています。なるほど、と強く感心している自分がいます。
いろいろ失敗して、いろいろ考えているうちに、危機管理能力がすこし身についたのか、いま言ったようなことを考えつきました。とはいえ、いまだに読まないといけない本がいっぱいあるのに、テレビを見て、アイスをたべて、喜んでいる自分を発見して日々、こりゃ、死ぬまでこの習慣は止まらないぞと思っています。
今日のまとめ。成功は目標をもとに戦略と計画をたてて、これを一秒一秒に落とし込み習慣にすること。(習慣を変えるのはむずかしいけどね)