まるごとデザイン

パーソナルブランディング

スタートアップの小さな会社のブランド

スタートアップの小さな会社はブランドなんて気にする必要はありません。どんなに頑張ってもブランドをつくるなんてなかなかできるものではありませんから。もう一つ、ブランドはロゴマークをつくったら終わりってことでもありません。
ブランドというのは簡単に言うと消費者の心にいいイメージを浮かばせ、信用や信頼を手に入れるということなんでしょうが、まあ、実態のない信用や信頼をイメージさせるという、ちょっとやそっとでできないことを可能にさせようとしているわけです。そりゃー、金も時間もはかかりますよね。

かなりの予算をつけても短期的に構築するのは難しいとおもいます。米国の例ですが…

ドットコム・バブルが崩壊する前のピークに達していた2000年1月、スタートアップ企業19社がブランド認知を高めようと、それぞれ200万ドル以上をかけて、アメリカのプロ・アメリカンフットボール・リーグの優勝決定戦であるスーパーボウルの広告を買った。それから10年余りを経た時点で、そのうちの8社は姿を消していた。( ダイヤモンド社 プラットフォームレボリューションより)

また、このようにも記述しています。

成功企業と失敗企業分けたものは何なんだろうか。その点に興味を持った私たちは、何十モノ事例を調べ、失敗した企業は主に、価格効果やブランド効果に頼りすぎていた事を発見した。 (ダイヤモンド社 プラットフォームレボリューションより)

パーソナルブランディング

というようにブランディングが成功を導くというわけでもなさそうです。それに会社は設立して5年後に約80%が消えてなくなり、10年後には5%しか残らない。という統計もあります。ブランドって1年や2年ではできないので「ブランドをつくるんだっ!」と始めても失礼ながら存続できているかどうかわからないわけです。

では、小さな会社は受け手(消費者)にどう知ってもらうのが効率的なのか?
「私たちは『自分』という企業、つまり『自分株式会社』のCEOだ。現在ビジネスの世界で最も重要なのは、『あなた』というブランドのマーケティング責任者になることなのである。」
経営コンサルタントのトム・ピーターズはこう言っています。

自分をマーケティングしろ、というわけです。つまり、パーソナルブランディングで人よりも優位なポジショニングをつくることが最も重要といっています。


実際、会社の社名やロゴマークを覚えてもらうより、代表者を覚えさせるほうがとても効率がいいのは明白です。 最近の脳科学で面白いことがわかってきました。それは脳の大部分は相手の顔を認識するために使われてえいる。なぜかというと瞬時に敵味方を判断するためだと言われています。

考えてみればそうですよね。判断ができなければすぐに騙されたり、もしかしたら命の危険な目に会うことだってありえます。つまり人は気がつかないうちにイメージで良い悪いを判断しているということです。

もちろんパーソナルブランディングは姿形だけではなく、ナカミをどう見せるかも重要になります。

スタートアップの小さな会社や個人事業主は
1.誰にどう見られたいのか?
2.誰にどう見せたいのか?
3.誰にどうおもわれたらどう成果をえられのか?
を考え、他の人と一線を画せるような自分の強みを見つけ、差別化し、それを毎日の行動に落とし込み、実行する。


そうすることによって、
・あの人(会社)はプロとして信頼できる
・あの人(会社)なら安心できる
・あの人(会社)なら成果が期待できる
・あの人(会社)から買いたい
というゴールを得る。


そうなるように、代表者のパーソナルブランデイング目指したほうが会社のブランディングより、成果が上がり効率的に事業が進むのではないかと思います。

なかなか大変ですが、わたしがCIに興味を持ち、世界的CIコンサルティング事務所の末席を汚し、独立後周りの経営者を見続けた今、こんな結果を持ちました。ブランドはネット社会になって大きく変わったように思います。

この続きはまた書いてみたいと思います。

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