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お金と仲間経済

僕らラボって何をしているんですか?何のためにしているんですか?こんなんじゃお金にならないでしょう?そんな質問を受けたりしますが、お金にならない事をしちゃダメですか?!(笑)

実は未来のお金をつくりだしています。分かりにくいですか?ではそこらへんのところを少し話してみたいなと思います。

お金のはなし

今あるお金の価値って、10年もすれば大きく変わります。人間って今あるものが未来永劫続くものだと考えがちですが、特に国とかお金とかはこの先もずっと同じようにあり続けると考えているようです。


ちょっと考えてみましょう。いま、僕たちがもらってるお金というのは富の再配分ですよね。すごく儲けてる人のお手伝いをしてその手間賃をもらう。それを契約という形で保証してもらっている。


でも AI が発達してくるとお手伝いの部分を AI がしてしまいます。必然的にその中の何割かは仕事がなくなっていきます。日本の仕事の75%は第三次産業でAI がとっても得意にしている分野です。特に高いレヴェルの知識や記憶力を要する事務作業こそ、AIがとってかわるのに理想的で、欧米では年収50,000ドルの仕事が消滅のすると言われています。


 人と人が接する以外のバックヤードの部分は AI が仕事を奪っていきます。なぜかって?そうしないと他社に勝てないからです。

こうなると、富の再配分を考え直さないとあっという間に貧困層が増加し社会が不安定になります。そこで考えられるのがベーシックインカムですが、フェイスブックやアルファベット(google)などは自ら市民に現金を支給することを検討しています。


「自分たちのビジネスが格差を生んだんであれば、自分たちがベーシックインカムを支払うべきかもしれない」
彼らは直接市民へ支給するために多分、自社のウオレットをつくり、そこにお金を支給するでしょう。そうすればドルでも円でもユーロでも関係なく換金さえできれば良いのです。そしてこれが地球通貨になる可能性だってあります。


もしこうなると、一企業が金をコントロールできるのですから、国の機能は脆弱になり信用も薄くなります。もしかしたら国がベーシックインカムを実施するのは難しいのかもしれません。国が企業から法人税を徴収して国民に支給するというシステムだと、議員の利権や公務員や軍事に費やされてしまい非常に効率が悪くなりますよね。

富のはなし

このように圧倒的な力を持つフェイスブックやアルファベットの仕事は何でしょうか?


モノはつくらず情報を売っているだけです。欲望をつくり出す情報が富を作り出しているのです。

欲望は人間の脳が生み出すドラッグみたいなもので常に何かを欲しがっています。欲望は時代とともに大きくその対象を変えます。その対象が物質や金から、いまは承認欲求などの自己愛の満足、いまから先は人の困っていることを解決する利他愛や自然保護などに向かっていきます。

人はこの欲望を満足させるためにお金を使いますよね。つまりお金を稼ぐために働くのではなくて、人の役に立つことをすればお金はおのずとついてくる。その道順を丁寧に作り上げシステム化することによって利益は上がってくる。もうすでにこのことに気がついて、人気を数値化してそれをファンドにして資本を増やしている企業もあります。

ぼくらラボは、仲間のフラットなネットワークをつくって仲間のために働き、あがった収益はまた仲間に返していく。そのような仲間経済を作り上げたいと思っています。

仲間のために生きるための方法をシェアすることは、幸福を生み出し富を生み出します。人の役に立つことをする、そして信頼を得て、仲間を増やす、これが未来のお金です。

仲間経済ってなに?ってかたはここを!

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