ヒガシユウジのまるごとデザイン

デザインと思想。そしてライフデザイン

まあこれを言うと皆さん、嫌がると言うかめんどくさいなあて思っちゃうみたいです。

でもねやっぱり言わないといけない。デザインの始まりは思想と言うか哲学と言うかそういうものが絶対に必要なんですよね。それがないと単にいいものができたとか、かっこいいものができたとか、もっと言えば売れれば良いということになっちゃうんで。

今みたいに物がいっぱいある時代では、その商品がこの社会になぜ必要なのかという明確な意味づけがないと、きっとみんなの賛同は得られない。とくに小さな会社は存在意義がない。

例えば、ぼくらと言うか生活者発想の企業だったらコロナを体験している今、きっとこう考えるような気がします。
 

「変わるべき時代が来た。主張あるブランドが欲しい。ロゴではなく大きな社会、生活者の一部に属すと感じたい。流行に左右されないスタイルとデザイン、私たちのプラットフォームはそこを目指す。」

こんな強いメッセージ から 商品がうまれる。
つまり 思想・哲学が可視化されて商品としてサービスとして世の中に提示された訳で、もうすでにそこには強いメッセージが生まれています。それを多くの人に知ってもらうためにコピーやデザインがとても重要になってくるわけです。

フィクションや 幻想が織りなす現実にさらされている今、商品に正義を求めようと思うとまず最初にこのように強いメッセージが必ず必要となります。

欲望はリアルなものに向かっていましたが今は形のないものへと向かっています。欲望は人々の虚栄心をあおり、つくりだすものなのかそれとも、今までとは違う新しい生き方を目指すためにあるのか。

僕はデザインを新しい生き方を目指すために使えればいいなと思っています。生活のための新しいデザイン、楽しみです。

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