社会の仕組みを変えたSNSやE-コマース、今から現れるであろう新しいサービスや概念。次から次と現れますがそのほとんどはインターネットがベースになっています。インターネットなしでは始まらないわけです。
ところでそもそもインターネットって何でしょうか?
インターネットはヒッピー・ムーブメントが真っ盛りの1969年に始まりました。消費社会や利益を裏腹に展開されるベトナム戦争、ケネディ兄弟やキング牧師など暗殺が繰り返される世界は嫌だっていうカウンター・カルチャーが色濃く反映したものです。自由にみんなで仲良くやろうよと横へ横へとつながって、やがて世界をカバーするようになりました。権威を軽蔑する、管理者を置かないインターネットコミュニティです。それがいつしか巨大なビジネスに成長して、いまではGAFAやBATという世界の利益を独り占めする企業が出現しています。
ぼくらはこのインターネットを企業の利益に使うのではなくぼくら仲間のために使いたいなと思いました。自由な生き方多様な生き方のために。ああすればこうなる的なマーケティングの道具に使われるインターネットではなく、ぼくらの半径10メートルを気持ちよく、楽しく、やわらかくするために使いたいと思っています。
それはインターネットコミューン的な新しい生き方かもしれませんし、自分らしく生きるための場所であったり、今からの”ぼくら文化”が創造される場所であるのかもしれません。
ぼくらラボが時代の望遠鏡であればいいなーと思います。